こっこ通信 Vol.15 2022/December
ごあいさつ
令和4年12月定例議会は全ての議案が賛成多数で可決し12/23閉会となりました。そしていよいよ激動の2023年の幕開けです。
2019年4月、川口市議会議員2期目当選以来、市政は市民が主人公のもと、市民の声を聞きそれを市政に届け反映させる事を第一とし政党という“しがらみ”に左右されない無所属議員としてこの4年間、活動させていただきましたが、約3年間は、なかなか活動ができなかったのが現実でした。
2020年、日本を襲った新型コロナウィルスは川口市においても多くの命を、健康を、地域の絆を奪いました。この失われた3年間を取り戻すには更なる強い「熱意」と「信念」を胸に活動すべく決意を新たにしなければなりません。
少子高齢化社会の中で未来を担う子どもたちを育む環境の充実と、高齢者が安心してくらせるまちづくり、夢のある街 川口をめざし更に邁進していく所存です。2023年が皆様にとって幸多き年となりますよう祈念いたします。
川口市議会12月定例議会
1. 予算議案
一般会計:31億9,235万3千円の補正(新型コロナ感染症対応協力医療機関支援事業)
特別会計:4億5,565万3千円の補正(後期高齢者医療事業等)
企業会計:水道事業他1会計の債務負担行為
2. 一般議案
「川口市情報公開・個人情報保護運営審議会条例の一部を改正する条例」など、条例議案12件、財産の取得議案1件、訴えの提起議案5件、損害賠償の額の決定議案1件、公の施設の指定管理者の指定議案4件、市道路線の認定議案1件、人事議案4件。
市政報告
令和5年予算編成
平成25年度は、90.6%であった市税全体の収納率が、令和3年度には97.9%と、7.3ポイント向上し、市税収入額としては8年間の合計で490億円の増収となりました。市税収入の増加に伴う県税の増収が新たな警察署の設置や屋内50mプールの整備、市営住宅に替わる県営住宅の増設などが組み込まれるところです。
もがみの意見:令和5年度における川口市の予算は新たな警察署、50m国際プールの他プール周辺スポーツ施設、美術館建設、SKIPシティ周辺整備、市庁舎2期棟と大きな事業が重なっております。何を優先すべきか、しっかりと市民の意見を届け、編成するよう働きかけます。
新型コロナウィルス感染症
10月中旬より再び増加傾向となり、現在、本市でも1日あたり、200人から400人程度の新規陽性者数で第8波突入が指摘され、さらには季節性インフルエンザの同時流行も懸念されております。しかしながら市内各団体等では、規模の縮小や開催方法の工夫し安全に考慮しながら行事等を開催しております。川口市においても、こうした取り組みを徹底し様々な行事を開催していく予定です。
もがみの意見:現在、政府内においても2類から5類の分類変更が検討され年度内には一定の結論が出ると思われますが、本市においても独自に子ども達の黙食やマスク着用等、少しずつ是正していかなくてはなりません。
美術館建設
美術館の建設場所につきましては、 栄町3丁目11番地区の再開発事業による整備案のほか、川口総合文化センター・リリアの西側を候補地に加え、建設の可能性や施設配置などを調査し比較検討結果リリア西側隣接地での建設が、より相応しいとの判断に至りました。
もがみの意見:ただ美術品の展示だけにとどまらず、市民会館(現在は設置なし)のような市民が手軽に借りられる総合ホールも併設すべきと考えます。
東消防署の整備
令和5年4月1日に運用を開始すべく、現在、鳩ヶ谷分署の敷地内に3番目の消防署として東消防署の建設を進めております。これまで、全市を南、北消防署の署で管轄していたところを、東消防署の運用が始まり3署体制とすることで、より迅速かつバランスの取れた対応が可能になるとともに、市中心部に立地する東消防署の地理的優位性を活かすことにより、管轄内のみならず、市全体としての現場到着時間の短縮が図られ、複雑多様化する災害への即応能力が強化されるなど、災害対応能力の拡充が図られます。
もがみの意見:60万都市川口として2か所の消防署だけでは災害対応は脆弱でした。この度の設置は市民の安心、安全面でも歓迎すべきことです。
可決された議員提出条例
「川口市障害のあるなしに関わらず共に学び成長する子ども条例」(全会一致)
教育、保育おける差別の解消並びに市及び市民の役割を明らかにすることにより社会的障壁の除去を推進し、インクルーシブ教育及び保育ができる市の実現が目的の条例です。
もがみの意見:障害を持つ子供に対し、このような条例制定は遅すぎるくらいであると思います。本来は条例が無くても差別や、偏見があってはなりませんが、全会一致で可決でした意味は大きいと感じます。
「大きな声で川口が大好きだと叫んでみませんか川口プライド条例」(一部反対あり)
川口の魅力を掘り返し、見つけ直し改めて知るとともに高め発信し川口の魅力の認知を広めることで、多様な価値観を持つ皆が一つになれる川口プライドを育むことを目的とする条例です。
もがみの意見:私は、この条例選定の委員に選ばれ4回に渡る勉強会に参加させていただきました。お堅い条例の中でも、市内全ての方々に興味関心を持ってもらえるような理念条例は有っても良いと判断します。
もがみ祐次の今後の注視案件(一部抜粋)
SKIPシティ B、C街区の再開発
2023年度NHK川口施設がB街区にて着工となり2028年運用開始の予定です。併せて道を挟んだC街区では商業施設(飲食店等)公園、市内産業関連施設が設置の予定ですが、しっかりと地域の意見を取入れるよう活動いたします。
川口駅周辺まちづくりビジョン
JR川口駅周辺の再開発についての素案が2022年3月に示されました。京浜東北線の複線に伴う駅舎の改修、地下駐輪場、SR川口元郷駅へのアクセス、旧SOGOの再利用等、多岐にわたっております。予算、開発内容、期間等、今後市民の意見を訴えてまいります。
神根運動場50m国際プール建設
埼玉県が予定している国際プール建設伴い隣接する公民館、運動場、サッカー場、ソフトボール場、バードゴルフ場、野外活動広場等、現在の総面積が欠ける事の無く運用できるよう注視してまいります。
中学校部活動の今後
中学校における部活動は青少年の育成に大きく係るものです。 教職員の働き方改革により2023年度から文科省、スポーツ庁より民間委託構想が出されるところですが、子ども達が等しく参加し活用できるよう働きかけてまいります。
以上
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