こっこ通信 Vol.7 2020/December
ごあいさつ
新型コロナウィルス感染症にてお亡くなりになった方々が全国で2千人を有に超えた状況となってしまいました。
お亡くなりなられた皆様に謹んで哀悼の意を捧げると共に、現在も罹患され苦しんでおられる方々に、心よりのお見舞いと一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
12月定例議会も全ての議案、賛成多数で可決し終了いたしました。いまだコロナ関連の議案が続きますことからも、まだまだ先は見えないものと考えます。最大の防御は3密を避け、うがい、手洗い、マスクの着用です。続けていきましょう。
そして、こうして私が無事新年を迎えることができますのも日ごろお支えいただいております皆さんのお陰であります。今年も、一つでも多く皆様の声を市政に届けるよう邁進する所存です。令和3年もどうぞよろしくお願いいたします。
川口市議会令和2年12月定例会報告
1. 予算議案
一般会計:18億5千798万円
特別会計:18億3千858万円(国民健康保険事業はじめ3会計)
企業会計:2億2千414万5千円(水道事業はじめ2会計)
追加補正議案:5億4千969万7千円(新型コロナウィルス対策関連)
2. 一般議案
学童災害共済等条例12件、契約議案1件、訴えの提起1件、専決処分1件、指定管理者関連19件、市道認定4件、人事議案3件
3. 中学校体育館への空調機設置
避難施設も考えLPガス方式を10カ所に設置。2期工事に振り分け13校が令和3年夏、残13校4年度稼働予定
4. 11/1「第41回九都県市合同防災訓練」がSKIPシティにて開催
菅内閣総理大臣、大野県知事を迎え大規模災害に備えた訓練が実施
5. 11/13より2日間「川口市産品フェア2020」SKIPシティにて開催
新型コロナウィルスに備え1日減の開催。来場者数5,504人
6. 10/18、25に来年4月開校の川口市立高校付属中学の生徒募集説明会開催
定員80人に に対し600人が参加
もがみ祐次12月一般質問
1, 仮称東川口駅前行政センターについて
市民の利用について
Q,ア)支所から行政センターに代わるメリットは何か?
A,各種行政手続きの利用時間が平日は20時、土日祝日は8時半〜17時となり利便性が上がり、立地を生かし地域の賑わいに寄与できる。
Q,イ)子育て世帯への配慮はどのようになるのか?
A,授乳室やキッズスペースを設置し子育て世帯が利用しやすい施設にする。
会議室の市民利用について
Q,ア)2階部分にできる会議室の予約方法はどうなるのか?
A,駅前という好条件から様々な団体の利用を想定し、予約しやすい方法を検討する。
Q,イ)100名1室だが、室を振り分け複数団体に提供できないか?
A,振り分けることはより有効な利用可能になる。検討する。
ブックポストについて
Q,協議中とのことだが市民サービスの向上につながるブックポストの設置は?
A,市民の利便性向上になる。関係部局と協議する。
戸塚支所の跡地利用について
Q,移転後の支所跡地を売却することなく公民館や保育所の設置を検討しては?
A,市民ニーズに応じて関係部局と協議する。/p>
期日前投票所について
Q,利便性の良い場所に是非、期日前投票所を設置してみては?
A,駅前での設置は大変有効である。関係部局と調整する。
もがみ祐次の意見
業務時間が長くなることは住民サービスの向上につながるので良いと考えるが、授乳室はママがホッとできる温かい空間に、予約システムは公民館の予約のように、ブックポスト、期日前投票所の設置に加え、旧支所の土地は売らず、7万人を超える戸塚エリアの市民の為に新たな公民館の設置を要望する。期日前投票所の設置は、県内最下位に近い本市の投票立アップに繋がる。強く要望する。
2. 教育について
埼玉県学力・学習状況調査等について
Q,ア)今年度の調査はどう分析しているのか?
A,ほぼ全ての学年、教科で県の平均を上回った。学力の伸びも全体として向上している。
Q,イ)成果と指導の課題はどうだったのか?
A,中1の数学が県の平均を、僅かだが下回る。今後つまずきが見られる小学校高学年の学習内容に指導推進する。
Q,ウ)継続指導の成果はどうだったのか?具体例は?
A,調査結果が向上しているのは課題実態の把握、引継ぎ等向上プランのせいかである。今後算数数学において、式の根拠、図やグラフ用いての指導を行う。
Q,エ)学習支援カルテの活用と成果はどうだったのか?
A,カルテを用いることで生徒指導の工夫、改善に生かせる。保護者との面談資料に活用できている。
川口市のGIGAスクール構想について
Q,ア)整備の進捗状況は?
A,市内80校を8校ずつ10グループに分け作業し、小、中共に令和3年3月までに整備完了予定。
Q,イ)教職員の研修はどのように行うのか?
A,導入時のガイダンスや対面研修、随時行うオンライン研修など、現状に即した研修を実施する。
補助犬周知の授業取り入れについて
Q,補助犬周知の授業についての状況と今後は?
A,昨年度17の小学校で盲導犬を題材にした授業を実施。引き続き実施できるよう働きかける。
市民体育祭(中学校の部)について
Q,ア)代替大会等の新型コロナウィルス感染症対策について
A,スポーツ庁等のガイドラインや日程、会場の分散、密集を避け学校ごとの体調管理シートの提出等でリスク軽減を図る。
Q,イ)受験時に提出の調査書への配慮はどうするのか?
A,代替大会の成績や記録は、県大会出場相当の結果の場合その旨記載する。併せ県教委に伝える事により生徒への配慮を要望する。
もがみ祐次の意見
学力向上の兆しは見えてきているが、つまずきの部分の指導の強化、ギガスクールの教員への研修推進、17校で補助犬授業を行ってくれたとの事だが市内全小学校全での授業への取入を要望する。
3. 地域からの意見
Q(1)SKIPシティC街区運動広場の再開は?
A,現状の確認をして12月末からの再開を目指す。
Q(2)新たに創設された川口ナイトレースの音量について
A,完成後は防音がなされるが、当面の間、近隣町会にはきめ細かく対応し理解をいただく。
もがみ祐次の意見
SKIPのC街区スポーツ広場は、再開発が始まるまでの間はしっかり使わせていただく。ナイトレースの音量は該当地域に対し説明と対応を改めて依頼する。
12月議会を終えるにあたり
広報かわぐち12月号に、今年度の川口市民体育祭中学生の部(新人戦)の中止に係る、代替大会の日程と令和4年の高校受験に係る生徒調査書の取扱いが掲載されました。
こういった対処が出来ることは歓迎することです。しかし9月時と比べ現在の方がコロナのリスクが高いとの見方もあります。なぜ、今回のようにリスク軽減をして行えなかったのか?他市で出来て何故、川口市は大会を行うこと出来なかったのか?
1万2千筆を超える大会実施を願った市民の声を、本市教育委員会は今一度考え今後二度とこのような措置とならないようにしなければならないと私は強く思います。
「市議会派視察」2020年10月28日~30日
倉敷市「中核市サミット‐災害から生き抜く為のまちづくり‐」視察
「本来であれば一昨年開催予定でしたが、2018年7月に河川氾濫等の災害に見舞われ延期となり今年、開催にされました。各中核市長はじめ東京大学の片田教授の防災講演、翌日の復興箇所やトレーラーハウス型の仮設住宅の視察も、今後起こりうる我が川口市においても大変参考になりました」
編集後記
令和2年の3月以来、コロナの発症で街の、国の、世界の雰囲気が一変してしまいました。消毒液で手は荒れがちになり、マスクが手放せなくなりました。しかし、明けない夜はありません。やまない雨はありません。頑張っていきましょう!
令和3年が皆様にとって、実り多き年になりますようご祈念いたします。
以上
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12/11 一般質問 本会議場
倉敷市中核市サミット参加
大原美術館にて
第41回九都県市合同防災訓練
川口光のファンタジー