もがみ祐次 こっこ通信 / Yuji Mogami City report

こっこ通信 Vol.8 2021/March

ごあいさつ

緊急事態宣言の再発出後延長措置が取られ、まだまだ気が抜けない中、寒さが続く合間にも暖かい日が入り着実に春に近づいてきております。皆さん、もう少し頑張りましょう！

川口市議会令和3年3月定例会が 3/18 賛成多数で可決し閉会いたしました。今議会は令和2年度補正予算を筆頭に令和3年度の予算、一般議案、ワクチン接種の準備も開始され、いよいよ集団免疫獲得に向けた状況、その他これからの川口市の取組についてご報告させていただきます。

川口市議会令和3年3月定例会報告

1. 令和3年度予算議案

一般会計：2,096億4千万円（0.8％増）

特別会計：1,413億3,329万2千円（3.3％増）

企業会計：596億3千6百万円（0.9%減）

2. 一般議案

「川口市行政組織条例の一部を改正する条例」など、条例議案11件、包括外部監査契約の締結議案1件、 市道路線の廃止議案2件、人事議案1件。

3. 川口市の今年度の取組

「自然保護」川口グリーンセンター等
開園から53年の川口グリーンセンター。施設の老朽化にともない園内、そして流水プールの在り方、活性化に向けて計画が進んでいます。自然を活かしたフィールドアスレチックや樹林地の木製デッキ回廊、夏のアクティビティとして親水施設（じゃぶじゃぶ池）の設置等が検討されており本当にワクワクいたします。イイナパーク川口（火葬場隣接）もR４年度全面開園にむけ、に進捗しております。両施設とも森林や昆虫等の自然保護への推進をいたします。

「教育」川口市立高校付属中学校
昨年12月にアリーナ棟が完成し、いよいよ体育授業や部活動にて使用が開始されます。そして本年4月からは7倍超の倍率の中80名の入学生にて中高一貫教育が始まります。未来の川口市、日本国を背負って立つような人材育成になるよう期待いたします。

「安全・安心のまちづくり」仮）川口北警察
市民の意識調査の回答において毎年最も多いものは「川口市は治安が悪い」との意見だそうです。（私はそうは思いませんが…）そんな中、以前より県に対し要望されていた川口、武南に次ぐ市内3カ所目の警察署、仮）川口北警察署の設置がR8 年に実現いたします。設置場所は現在検討中ですが決定次第またご報告いたします。

「消防・救急体制の強化」仮）東消防署
先日よりの大火で高速道路も通行止めになった足利市の山林地帯。このほど鎮火が確認されましたが、本市も対岸の火事ではありません。私のスマホにて登録した市内災害情報にて毎日のように市内火災事例の報告のあるところです。そこで老朽化した鳩ケ谷分署が市内3署目、仮）東消防署としてR5 年度に生まれ変わります。川口市の中心部分に位置する為市内全方角への広範囲な出動も迅速となり、近年多発する水害等への対応の充実が図られます。

「文化芸術」市立美術館
基本構想にて旧栄町公民館跡地等にて検討がされている市立美術館。私自身その必要性については疑問を感じております。しかし設置する以上、市の財政負担を最大限抑える施策となるよう進めなければならないと考えます。

4. 市内新型コロナウィルス感染症対策の現状（令和3年3月18日現在）

2回目の緊急事態宣言が発出され、さらに2週間の延長措置がされた中、新型コロナウィルス感染症にてお亡くなりになった方々が本市においても50人を超え、陽性の方も3千人近い状況となってしまいました。（謹んで哀悼の意を表しますとともに治療中の方へ、心からお見舞い申し上げます）

『 2/1 新型コロナウィルスワクチン接種推進室設置』
川口市は3/5、新型コロナのワクチン接種の準備状況を新聞発表しました。クーポン券・接種券優先順位は
 
一、65歳以上の高齢者 (14万人)
二、基礎疾患を有する人 (年齢不問3800人)
三、高齢者施設などの従事者 (同9千人)
四、60歳以上64歳未満の人 (3万人)
五、16歳以上60歳未満の人 (３７万5千人)
 
接種方法は身近な、かかりつけ医や小規模の診療所など市内140カ所個別接種と、市が設置する集団接種を併用することになります。 集団接種は地域保健センター、生涯学習プラザ、スポーツセンターなど6会場から、月替わり3会場で実施。このほか鳩ケ谷庁舎で土·日曜のみ実施となります。 ※ワクチンの供給状況が不透明であるため、変更になることもあります。

『 3/1 コールセンター設置 (048-423-6832) 』
ワクチン接種に関し市民の疑問に応えるべく設置されました。三密を避ける等の基本ルールに加え集団免疫による感染拡大防止を図るため、一刻も早い市民への接種完了に尽力いたしますが合わせて接種開始の日程に関しては、市HPや広報紙等に注視いただきますようお願いいたします。

3月議会を終えて

令和3年3月11日、 東日本震災から10年が経ちました。私も議員になった一つの理由は、 市民の安心安全な暮らしの確保でした。東北のように、直接被害を受けたわけではありませんが衝撃を受けた現地被災映像、 生活物資の枯渇、輪番の停電等は今後の川ロ市、いや日本においての危機管理の考えが180度変わる体験でした。今後も議員の一人といたしまして、市民の安全確保について訴えてまいります。震災で亡くなられた方々に、こころより 合掌。

以上